「東北アジア文学フォーラム」開催!

2021/10/25


北原白秋もその才能を認めた鄭芝溶(チョン・ジヨン)をフォーカスした「東北アジア文学フォーラム」(主催:沃川(オクチョン)文化院)
が10月16日に韓国で開催されました。今年は、韓国、日本、中国、ベトナムをZOOMで繋げて開催されました。
北原白秋生家・記念館では、高田杏子館長が討論者として出席し北原白秋と鄭芝溶の関わりについて発表しました。

鄭芝溶(チョン・ジヨン)は、韓国現代詩の先駆者。1902年、韓国南部にある沃川(オクチョン)郡で誕生。
青年時代には日本の同志社大学に留学。白秋が創刊した芸術雑誌『近代風景』が出版されるとすぐに投稿し、第1巻2号に「かっふぇ・ふらんす」が掲載されます。
白秋は、編集後記で鄭芝溶の才能を高く評価し、今後の活躍を期待すると紹介しています。
以後同誌に、鄭芝溶の作品は20数編の詩と散文3編が掲載されます。
沃川文化院は、韓国現代詩の父と評される鄭芝溶(チョン・ジヨン)を顕彰する団体です。
毎年5月には、地元沃川で盛大な「芝溶祭」が開催されます。
2019年には、当記念館の高田館長と西田事務局長が招待されました。
また同年11月には、当記念館で「2019 鄭芝溶文学フォーラム 古い道から新しい道へ!」が開催され、沃川文化院の関係者28名も韓国からご来館されました。

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