初公開!北原白秋作 楽焼(絵皿)

2021/07/08


 この度、北原白秋生家・記念館は「北原白秋作 楽焼(絵皿)」の寄贈を受けました。
白秋は詩集に多くの挿絵を描いていますが絵皿というのは大変珍しいです。
絵皿には、南蛮人と子供と南蛮船が描かれています。この特徴的な南蛮船は、大正4(1915)年に白秋が弟鉄雄(てつお)と設立した阿蘭陀書房のマークと同じです。
(後に弟鉄雄が大正6(1917)年)に創立した出版社アルスでもこの南蛮船のマークが使われました)
ローマ字は「昔から渡り来る黒船 縁がつくれば 鱶の餌となる」と書かれています。
これは江戸時代からある小唄です。この唄は、白秋の第一詩集『邪宗門』にも収められています。
※白秋の第一詩集『邪宗門』初版〜改訂三版は、令和3年6月22日(火)より展示中!

白秋絵皿
展示風景

展示場所:北原白秋記念館2階展示室
展示期間:令和3年7月8日(木) 〜 9月30日(木)




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