「北原白秋と團伊玖磨」展

2011/04/07


柳川市では、来る5月22日に柳川市民会館大ホールで、
『團 伊玖磨記念 合唱組曲 「筑後川」IN 柳川2011』
が催されます。

筑後川流域の合唱団と全国の『筑後川』ファンの合唱団のみなさん
およそ1000人が一同に会して、歌い継ぐ壮大なコンサート。
北原白秋生誕125年、「思ひ出」発刊100周年記念として行われます。

白秋記念館では、この催しと関連し、4月7日~5月22日まで、
「北原白秋と團伊玖磨」展を行います。

團伊玖磨は、大正13年(1924年)東京に生まれ,
若いころより北原白秋を敬愛し、白秋の故郷柳川を
訪れては、火野葦平、壇一雄らと交流を重ねました。

パネル展は、第1章~6章そして終章で構成。
白秋に対する思いや、曲作りの姿勢などさまざまなエピソードや写真を加え、
團伊玖磨氏の人物像にせまります。

また、今、北原白秋生家の中庭では、からたちの花が咲き始めました。
からたち(枳殻)はミカン科カラタチ属の落葉低木。

♪ からたちの花が咲いたよ。
白い白い花が咲いたよ。♪

で始まる「からたちの花」は 作詞 北原白秋・作曲 山田耕筰です。
詩は、『赤い鳥』1924年(大正13年)7月号に掲載。童謡集『子供の村』
(1925年)に収録されましたが、その後、童謡集『月と胡桃』(1929年)にも
再録されています。
山田耕筰の作曲は、1925年1月10日、東中野でまとめられ『女性』
1925年5月号に発表。「セノオ・ヤマダ楽譜35」として出版されました。

見ごろは来週だと思われますので、来館の折には、ぜひご覧になってください。
皆様のお越しをお待ちしております。




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