どんこ舟

2011/03/28


3月18日、第一美術協会正会員の画家・市原敏次様(埼玉県在住)が柳川・白秋記念館に来訪され、絵画作品「どんこ舟」を寄贈されました。

この作品は、北原白秋作詞「城ケ島の雨」の詩の中にある「利休ねずみ」をイメージされ描いたそうです。
城ケ島の景色を写生され、また白秋の故郷である柳川を訪れ、完成させたそうです。

絵画の彩りと空間はまさに見事。 観る者を魅了させてくれるものです。
作品は、ロビーにて飾らせていただいていますので、みなさん、作品「どんこ舟」の素晴らしさを白秋記念館へお越しの際はぜひ鑑賞してください。

※「利休鼠」について

「雨はふるふる、城ケ島の磯に、利休鼠の雨がふる。」
で始まる「城ケ島の雨」。
初出は『処女』(『女子文壇』改題)三号(1913年)
「城が島の雨」として掲載。
「利休鼠」というのは、「緑がかったねずみ色のこと」をいいます(広辞苑より)。

また、白秋記念館ロビーでは、3月31日まで
北原白秋の母校である柳川市立矢留小学校(やどみしょうがっこう)
5年生18名の作品を展示しています。
北原白秋生家』他、地元沖端町(おきのはたまち)の風景画などです。
子供達の作品をご鑑賞ください。
華やかな春の柳川、白秋記念館。
みなさんのお越しを心よりお待ちしています。




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